Kampen カンペン : 中世から続く古い街並みと3つの市門

巨神兵の父方のおじ夫婦が住む、Kampen カンペン を訪れた。オランダの諸都市の中でも、中世から栄えていた特に古い街なのだそうだ。

「カンペンの古い町の中心部は、オランダの昔の街並みがもっともよく保たれている地区のひとつである。古い市壁の遺跡があり、3つの市門がいまだに残っている」(Wikipedia)

Rotterdam ロッテルダム 近郊から約140km北東、高速道路をとばしても2時間近くかかる。

普段から餌付けされているらしく、期待に満ちた目で一斉に近寄ってきた。 餌がないとわかると、あからさまに「けっ」とそっぽを向かれた…

義叔父は16歳から退役するまで、職業人生のすべてを陸軍に捧げたバリバリの軍人だ。義叔母は、10代半ばで彼と結婚・出産と当時でもかなりの早婚だったが、子育てが落ち着いた後学校に戻り、なんと歴史学で博士号まで取得。これまで歴史関連の本を4冊も出版しているあらゆる意味ですごい人だ。

とても83歳には見えない若々しさ、背筋もしゃきっと伸びている。

義叔父夫婦のお宅も、建物自体は140年ぐらい前に建てられた歴史文化財指定された建物だ。もちろん、屋内は最新式にリノベしてある。
昼食をいただきながら楽しい語らいの時間を過ごした後、あまり長居せずにおいとました。若々しくてもやはりご高齢のお二人なので、無理をさせて疲れさせてはかえって迷惑になってしまう。

渋滞に巻き込まれる前に帰ろうとすると、カンペンの街並みを観光する時間は2時間程度しかない。急いで旧市街地を一回り歩いた。

旧市街地への市門
古い市壁の遺構
昔の市役所らしい
左の時計塔になぜ牛がぶら下げられているかは謎。
この世で最も落っこちたくない川。日当たり良すぎて藻がすごいことに。
市門その2
昔はオランダ人の背丈は今ほど高くなかったため、当時からあった路地ではほとんど詰まりそうな巨神兵
向こうに見えているのは市門その3
教会内に埋葬していた名残。日本人的には遺体の上を歩くのは気分的に…